EMS輸出時の各種トラブル対応方法
BiZDELiではEMSの発送に対応しております。EMSでの配送は様々なメリットがありますが、国際輸送という特殊な環境上、輸送時にいくつかのトラブルが発生することがあります。今回は、トラブルが発生した際に、どのように対応するかを解説していきます。
EMS:輸出取止め
引受後、通常なら「国際交換局から発送」などのステータスに変更されますが、しばらくしてもそのステータスに変わらず、数日後に変更したと思ったら「輸出取止め」になっていることがあります。
輸出取止めの原因
例えば、原因としては、X線検査により、何かしらの輸出禁止物が入っている可能性が見受けられ、輸出不可と判断されたなどです。
輸出取止めの流れ
この場合、輸出自体がされません。つまり、中国に残ったままになります。弊社での対応は次のとおりになります。
- 弊社倉庫へ差し戻し
- 中国郵便へ荷物の内容物について説明し、輸送に問題がないものであり、また違法なものを含んでいないことを説明
- 新しい追跡番号を発行してEMSにて再発送
※ 万が一、輸出できないものが含まれていた場合は、それを除外して再発送
※ EMSが混雑している場合などは別の配送方法への切り替え提案をする場合もございます
輸出取止めになった場合、弊社からもクライアント様にご一報差し上げます。一方で、クライアント様にて先にお気づきになった場合は、ぜひチャットにてご一報いただけますと、早急に対応可能ですので、ご協力いただけますと幸いです。
輸出取止めの対策
クライアント様で事前に出来る対応としては、輸送禁止物を発注しないこととなります。一方で、そのようなものを含まない場合でも、嫌疑をかけられることは多々あります。弊社でも検査対象者に誤解が無いように書類を整備しておりますが、事前の対策は難しい(税関担当者の判断になってしまうため)のが現状です。上記の流れにて、再発送となりますため、その分配送に遅延が生じます。