税関で荷物が停滞している時の新規発注
税関で荷物が停滞している時に、新しい荷物を発注してもいいのかという疑問にお答えします。
税関で荷物が動かないときの新規発注
新規発注自体はお受けできます。
ただし、その後追加発送した商品が、また同じように停滞するかどうかは、ケースバイケースです。
税関で荷物が停滞する理由
税関で荷物が停滞する理由についてまとめておきます。
物流全体の混雑
物流全体が混雑することで、荷物の動きが遅くなることがあります。
特に中国国内の祝祭日やイベントでは、物流全体が混雑する傾向にあります。
この場合、混雑が解消されない限り、荷物全体が停滞する可能性があります。
中国国内のイベント
祝祭日
中国では、祝祭日の時には家族との時間を大切にする文化があります。
そのため、物流作業員が減ることで、物流が遅くなりがちです。
祝祭日の例を記載します。
- 中元旦(1月1日)
- 労働節(5月1日)
- 国慶節(10月1日)
- 春節(2月ごろ)
- 清明節(4月ごろ)
- 端午節(7月ごろ)
- 中秋節(10月ごろ)
①〜③は毎年固定になりますが、④〜⑦は毎年変動します。
独身の日
中国では、毎年11月11日は独身の日となります。
独身の日とは、「独り身の自分のプレゼントを買ってあげよう」というイベントのことで、中国国内の物流が急増します。
年末年始
年末年始付近も帰省などで物流が混雑しやすい傾向にあります。
個別の荷物チェック
物流全体の遅延とは異なり、荷物個別の事情がある場合、他の荷物の動きに影響を与えることは少ないです。
個別の事情とは、主に以下の2つになります。
内容物検査
荷物の内容物の検査です。ここで何かしらの懸念があると、詳細検査や確認が必要となり、その荷物は先に進まなくなります。
申告額検査
インボイスの表記と現物に相違がないか(申告額の漏れがないか)をチェックします。
同様に、ここで何かしらの懸念があると、詳細検査や確認が必要となり、その荷物は先に進まなくなります。
荷物が停滞している時の対処法
停滞している荷物に対する対処法について知りたい場合はこちらをどうぞ。